FXにはロスカットというものがあり、XMトレーディングにも存在する。
ロスカットという言葉には、どんな意味があるのか?
それによって、何が起きるのか?
本記事では、ロスカットの特徴・ルール・発動条件・目的について述べている。
XMをはじめたい人は、ぜひ最後まで読んでほしい。
目次
★ロスカットとは?
口座の残高がFX業者の規定水準(ロスカット水準)を下回った場合に、FX業者によって保有ポジションが強制的に決済されること。
★ロスカットの目的
FXのロスカットとは、投資家が預けた資金(証拠金)以上の損失を発生させないよう、損失がある一定の水準を超えるとFX会社が強制的に決済する仕組みである。
投資家の保護を目的としており、原則預けた証拠金以上の損失は発生しないのだ。
★ロスカットルール
投資対象が下落し、その後の回復が見込めないと判断される場合に、それ以上損失が拡大しないよう、いったん投資対象を売却して損失を確定すること。
★XMのロスカット発動条件
XMでは、証拠金維持率(ポジション必要証拠金に対する純資産の割合)が一定の水準に達した際に、マージンコールとロスカット(強制決済)が発動される。
証拠金維持率が50%を下回り証拠金が減少していることを知らせる「マージンコール」と、証拠金維持率が20%を下回った時点で、入金額を超える損失を発生させないよう強制決済を行う「ロスカット」は、ともにXMへ登録のメールアドレス宛に、発動をお知らせする通知メールを送付される。
マージンコールの発動後、口座へ追加入金を行い証拠金維持率を上げることでロスカットを回避することが可能だが、急激に価格変動している相場では、マージンコールからロスカットまでの時間が短くなる場合がある。
マージンコール・ロスカットを発動させない方法として、証拠金維持率を高い位置で保持することをおすすめしたい。
証拠金維持率は、取引プラットフォームのメタトレーダー4(MT4)/メタトレーダー5(MT5)のターミナルウィンドウ内(MT5の場合はツールボックスウィンドウ)の「取引」タブで確認することが可能である。
★XMでロスカットされたらどうなる?
結論から言うと、XMのゼロカット口座へ追加入金をすると即時反映される。
XMで実際に強制ロスカットが執行された場合、口座内の保有ポジションは全て強制決済され、マイナス残高が残る。
XMで強制ロスカットが起きた場合、もちろん資産は減ってしまうが、その他の口座凍結・強制解約などのデメリットはない。
強制ロスカットはトレーダーを守る仕組みのため、XMが利用できなくなるようなことは無いので安心できるのだ。
★証拠金維持率について
証拠金維持率とは、現在のトレードのポジションに対し、口座金額の余裕度合いを示した数値を指している。
FX市場は秒単位で値動きが発生するため、今のポジションの良し悪しと口座残高の把握は、トレードで利益を出すために重要である。
そのため、証拠金維持率を常に把握しておくことで、現状のトレードの質を理解でき、効果的な取引が可能となる。
また、証拠金維持率が過剰に低くなると、強制ロスカットが自動的におこなわれるおそれがあるため注意しよう。
証拠金維持率を高い状態でキープする方法には、口座への追加入金などがあるため、理解しておくと今後のトレードの役立つのだ。
証拠金維持率が高ければ高いほど余裕がある状態で、低くなると強制ロスカットに近づいている状態である。
★計算方法
XMの証拠金維持率の計算式は以下のとおりだ。
証拠金維持率の計算方法
証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金合計×100
持っている金:有効証拠金
必要な金:必要証拠金
「有効証拠金」と「必要証拠金」の求め方
有効証拠金=資産合計+評価損益-出金依頼金
必要証拠金=約定レート×取引通貨単位×数量÷最大レバレッジ
★計算ツール
XMの証拠金計算機ツールを使用すれば、自分で計算しなくても必要証拠金を求めることができる。
便利なXMの証拠金計算機ツールだが、計算できるのはFXとゴールド・シルバーの証拠金のみでCFDの証拠金は計算は不可である。
★終わりに
どうだっただろうか?
ロスカットについて理解が深まっただろうか?
この記事がきっかけでXMをはじめてみたい、と思った人は公式サイトにアクセスしてほしい。
公式サイトは↓こちらをクリック。