XMでトレードをしたいが、スプレッドとはなにか?という疑問がある人がいるのではないだろうか?
スプレッドは知っておく必要がある専門用語であり、その意味が分からなければトレードに勝つことができないのだが、本記事で説明しているため、安心してほしい。
本記事は海外FX・XMをこれからはじめたいという人を対象としており、専門用語のスプレッドについて解説したものである。
XM初心者は、ぜひ最後まで読んでほしい。
目次
★スプレッドとは?
スプレッドとは、取引通貨ペアの提示レートの買値(Ask)と売値(Bid)の差額を指す。
このスプレッドが狭い程、取引時のコストを抑えることが出来る為、トレーダーにとって有利な取引環境となる。
スプレッドによって発生するコストは、取引回数や取引金額に応じて増大していくため、スプレッドはFXブローカーを選ぶ際の主要な判断材料となっている。
★スプレッドの単位pips(ピップス)
スプレッドは、通常「pips(ピップス)」という単位で表現される。
ピップスとは値動きの最小価格を表し、ピップスの単位を用いることで、それぞれ異なる単位の通貨ペアでも同じ単位で各銘柄の取引条件を表現することができる。
例えば通常は、「米ドル/円のスプレッドは1銭」「ユーロ/米ドルのスプレッドは0.02セント」のように、通貨ペアによってレートの単位は、円、銭、ドル、セントなど異なる。
しかし、ピップスの単位を使用することで、これら異なる通貨でも「米ドル/円のスプレッドは1pips」「ユーロ/米ドルのスプレッドは2pips」と単位を統一して表すことができるのだ。
★1pipsとはいくらか
pipsの価値は、各通貨ペアによって異なる。
米ドル/円(USD/JPY)やユーロ/円(EUR/JPY)等の円を決済通貨とする通貨ペアの場合、1pipsは0.01円となり、ユーロ/米ドル(EUR/USD)等の米ドルを決済通貨とする通貨ペアの場合、1pipsは0.01セントに値する。
上記は1通貨あたりの1pipsの価値となり、例えばスプレッド1pipsの米ドル/円を1ロット取引した場合、1pipsのスプレッドは、1pips(0.01円)×10万通貨=100000pipsつまり1000JPYに値することになる。
このように取引コストを計算するには、スプレッドのpipsがどれ位の価値になるかを算出する必要があります。pips価値の算出を取引の度に行なうのは面倒ですが、XMのpips計算機を利用することで、複雑な計算をすることなく自動で算出することができる。
★XMにおけるスプレッド
XMは変動スプレッド制を採用しており、最小0pipsからのタイトなスプレッドを実現している。
世界一の流動性を誇る市場で、リクオートなしの優れた約定率と約定スピードを提供しており、トレーダーに不利な価格を提示することなく、最良のスプレッドで取引できる。
ちなみに、極小スプレッド×手数料無料で取引コストを抑えたい人はKIWAMI極口座を開設するといい。
また、ゼロ口座では、XMならではの最小0pipsからという極小スプレッドを利用できるが、外付けの手数料が発生する。
その他にも、スタンダード口座/マイクロ口座の場合、若干スプレッドは広くなるが、XM特有のボーナスやXMポイントなどを上手く活用することで、効率良く実質スプレッドを抑えてトレードすることができるのだ。
スプレッドは口座タイプによって異なる
XMは、口座タイプ(スタンダード/マイクロ/KIWAMI極/ゼロ)によってスプレッドが異なる。
手数料無料で極小スプレッドを実現した「KIWAMI極口座」とXMの極狭スプレッドに特化した口座タイプ「ゼロ口座」では、スタンダード口座やマイクロ口座と比較すると圧倒的に狭いスプレッドを利用でき、業界最高水準の取引環境が実現されている。
XMのスプレッドの注意
スプレッドは、取引量が増えると狭くなり、取引量が減ると広くなる傾向がある。
XMは、インターバンク市場に連動した変動スプレッド制を採用しているため、早朝などの流動性の低い時間帯にスプレッドは拡大しやすくなる。
特にNY(ニューヨーク)市場の終盤とかぶる日本時間午前4時~8時、中でも午前6時~7時は、1日の中で最も取引量が少ない時間帯のため、スプレッドが拡大する傾向がある。
その他、休暇によって市場参加者が減る年末年始や重大な経済指標発表による相場急変時、政治的に不安定な期間、予期しない外部要因などの影響を受けてスプレッドは拡大する。
スプレッドがどの程度まで拡大するかは相場の状況や流動性によって異なるため、早朝や指標発表時などの新規注文を避けるなど、事前のリスク回避を推奨したい。
参考までに、以下の経済指標が発表されるタイミングは、一時的にスプレッドが広がることがあるので注意すべし。
米FOMC政策金利発表 / 米国
GDP成長率 / 米国
消費者物価指数(CPI) / 米国
失業率&非農業者部門雇用統計 / 米国
ADP雇用統計 / 米国
ISM景況指数 / 米国
新築住宅販売件数・中古住宅販売件数 / 米国
欧州中央銀行(ECB) 政策金利発表 / 欧州
日銀金融政策決定会合 / 日本
★メジャー通貨・マイナー通貨・エキゾチック通貨によるスプレッドの違い
XMは、メジャー通貨、マイナー通貨、エキゾチック通貨の合計55通貨ペアの取引が可能だ。
メジャー通貨とは、EUR/USD、USD/JPY、GBP/USD、USD/CHF、USD/CAD、AUD/USDの6大FX通貨ペアのことで、世界の為替取引の8割以上を占め、流通量も多いためスプレッドも小さくなる。
一方で、エキゾチック通貨は、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソ、ハンガリーフォリント、ポーランドズロチ、香港ドルといった新興国や東欧諸国の取引量の少ない通貨となっており、通貨の流通量が少ないためスプレッドが広がる傾向にある。
但し、値動きやスワップ金利も大きい通貨ペアとなる。
それ以外の通貨ペアはマイナー通貨(クロス通貨)と呼ばれ、クロス円のようにスプレッドはやや大ききいものとなる。
★XMスプレッドの確認方法
XMが提供する実際のスプレッド(Bid/Ask)は、MT4(メタトレーダー4)/MT5(メタトレーダー5)へログイン後、①気配値表示ウィンドウや②ワンクリック取引パネルで確認可能だ。
MT4/MT5のワンクリック取引パネルは、初回利用時に免責事項が表示され、同意をすることで利用が可能となる。
非表示となっている場合、「ツール」>「オプション」>「取引」タブより表示設定できるのだ。
★終わりに
スプレッドの広さに関する情報を述べたが、XMをやってみたいという思いが沸き上がっただろうか?
興味のある人は公式サイトにアクセスしてほしい。
尚、本記事は「XMを含む海外FXのアフィリエイトは日本の金融庁から規制を受けている」という理由により、日本居住者を対象にしたものではないことを明記しなければならない(これを書かないと俺が逮捕される)。
公式サイトは↓こちらをクリック。