XM(エックスエム)のマイクロ口座は、1ロットあたりの通貨量が1000通貨と、他の口座タイプの100分の1のサイズで取引が可能である。
最小0.01ロット(10通貨)という小さい単位から取引でき、最大1000倍のレバレッジと豊富なボーナスキャンペーンを利用可能なため、リスクを抑えながらも海外FXならではのダイナミックなトレード環境で取引ができるのだ。
本記事はマイクロ口座の特徴とメリット・デメリットを解説し、トレード初心者におすすめするものである。
目次
★XMマイクロ口座の取引条件(特徴)
取引条件をまとめた表を作成したので、参考にしてほしい。
取引プラットフォーム | メタトレーダー4(MT4)・メタトレーダー5(MT5) |
---|---|
発注方式 | ノーディーリングデスク OTC方式 |
証拠金通貨 | 日本円・米ドル・ユーロ |
最大レバレッジ(注:1) | 1000倍 |
平均スプレッド(USDJPY) | 1.5~1.8pips |
取引手数料 | 無料 |
最低入金額 | $5ドル相当 |
1ロットの通貨量 | 1000通貨 |
最小注文数 | MT4:0.01ロット MT5:0.1ロット |
最大注文数(合計最大注文数) | 100ロット(20000ロット) |
商品(銘柄) | 【FX通貨ペア】:57種類 【貴金属CFD】:4種類 【株価指数CFD】:24種類 【商品CFD】:8種類 【エネルギーCFD】:5種類 【仮想通貨CFD】:31種類 合計:129種類 |
ロスカット水準 | 20% |
ゼロカット方式 | 適用あり |
ボーナス | あり |
※トルコリラ、スイスフラン等、最大レバレッジが制限されているFX通貨ペアも存在する。
★注意点
マイク口口座の注意点について以下に述べる。
最大注文数の違い
マイクロ口座では、1度に発注できる最大ロット数(最大注文数)は100ロットとなる。
スタンダード口座とゼロ口座の最大注文数は50ロットだが、1ロットあたりの通貨量が10万通貨なので、マイクロ口座の最大ロットはその他の口座タイプの1ロットに相当する。
そのため、実際の取引サイズとしては、スタンダード口座とゼロ口座の方がマイクロ口座より大きくなる傾向にある。
1回の取引で10万通貨以上のポジションを保有したい場合は、マイクロ口座からスタンダード口座への乗り換えをすべきなのだ。
マイクロ口座、スタンダード口座、ゼロ口座の最大注文数を表にしたものが↓こちらである。
口座タイプ | 最大注文数 |
マイクロ口座 | 最大100ロット(10万通貨) |
スタンダード口座 ゼロ口座 | 最大50ロット(500万通貨) |
尚、マイクロ口座で同時に保有できる合計最大注文数は20000ロットとなる。
ロット数で考えると、マイクロ口座ではスタンダード口座とゼロ口座より多くのポジションに分けて取引可能である。
ただし、1ロットあたりの通貨量の違いから、実際に最大限まで同時に保有できるポジションサイズはスタンダード口座とゼロ口座の方が大きくなる。
合計最大注文数の違いは以下の表を参照。
口座タイプ | 最大注文数 |
マイクロ口座 | 最大20000ロット(2000万通貨) |
スタンダード口座 ゼロ口座 | 最大10000ロット(10憶通貨) |
上記の表により、大きく儲けることは難しいというデメリットが存在することがよく分かるのだ。
★メリット
マイクロ口座のメリットを以下に挙げていく。
最小10通貨からの少額取引が可能
マイクロ口座の取引は1回あたりの最小取引サイズはMT4の場合0.01ロット(10通貨)、MT5の場合0.1ロット(100通貨)となる。
最大レバレッジは1000倍
マイクロ口座は、スタンダード口座と同様に業界最高水準となる最大1000倍のハイレバレッジ取引が可能である。
1ロットあたりの通貨量や最小注文数、最大注文数以外のスペックは、基本的にはスタンダード口座と同じため、実際のトレードを低リスクで体験したいという初心者ユーザーのニーズに応えた口座タイプといえる。
最大1000倍というハイレバレッジをかけることで、必要証拠金を抑えてポジションを保有することが可能となる。
例えば、マイクロ口座ではメジャー通貨ペアの大半が1円〜2円という少額の必要証拠金からポジションを建てられる。
また、最低入金額が$5ドル相当と低く設定されており、最大注文数も10万通貨とスタンダード口座に比べリスクの少ないリアルトレードのお試しができる口座タイプとなっている。
ボーナスで追加資金を調達できる
マイクロ口座は新規口座を開設した人全員が受け取れる5000円分の「新規口座開設ボーナス」に加えて、入金額に応じて最大$5000ドル(相当額)まで受け取れる100%+20%の「入金ボーナス」、トレード量に応じてポイントを貯められる「XM ロイヤルティプログラム」を利用できる。
上記でも述べたように、少額からポジションを建てることが可能ですが、取引サイズが小さいと損失リスクを最小限に抑えることができる反面、それに比例して獲得できる利益も小さくなる。
多くの利益を上げるには、XMのマイクロ口座に適用される各種ボーナスを活用して資金を増やして、ロットサイズを大きくするのも1つの方法である。
★マイクロ口座がおすすめの人
どんな人がマイクロ口座開設に向いているのか?
おすすめできる人について述べたいと思う。
少額資金から取引を始めたい海外FX初心者
最初は少ない資金で取引を始めたいという海外FX初心者にはマイクロ口座がおすすめだ。
1ロットあたりの通貨量は1000通貨と、スタンダード口座とゼロ口座よりも低く設定されており、最小0.01ロット(10通貨)と非常に小さい単位での取引が可能だからだ。
また、XMの初回最低入金額は、口座タイプに関わらず$5ドル相当となるので、FX初心者にとってハードルが低いのも特徴だ。
最初から大きな単位で取引するのには抵抗がある場合、まずはマイクロ口座で少額取引から始めて、本格的な取引をしたくなった際に、マイクロ口座からスタンダード口座に乗り換えるという方法を用いるのが得策だ。
EA(自動売買)の検証をしたい人
マイクロ口座は、EA(自動売買)の検証にもおすすめだ。
デモ口座を使って検証を行うこともできるが、あくまでもデモ用に作られた取引環境なので、リアル口座とはスプレッドや約定力などの取引条件が異なっている。
そのため、デモ口座でEAのフォワードテストを行っても正確な結果を得ることは不可能だ。
そこで、リアルトレード環境で少額取引が可能なマイクロ口座を活用することで、損失は最低限に抑えつつ正確なフォワードテストを行うことが可能となるのだ。
ボーナスを活用して低リスクで海外FXを試してみたい人
XMは新規口座を開設した人に5000円のボーナスをプレゼントしているので、口座に入金することなく、ノーリスクでXMの取引環境を試すことができる。
また、マイクロ口座は100%+20%の2段階入金ボーナスが適用されるため、入金額に応じて最大50万円相当のボーナスが付与される他、ロイヤルティプログラムにて取引する度にボーナスや現金に交換可能なXMP(XMポイント)が付与される。
マイクロ口座は少額取引でリスクを抑えられる反面、利益も小さくなるが、XMのボーナスキャンペーンを活用することで、資金を増やして取引量を大きくすることも可能である。
海外FXに興味があり、低リスクで始められる取引環境を探している人は、是非XMのマイクロ口座を開設してみるといい。
★終わりに
これからはじめたい人にとってリスクが小さく、取引がしやすいことが証明された。
本記事が口座開設の手助けになれることを心から願ってやまない。
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